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独学で自己啓発できる限界


独学で成功哲学書籍や自己啓発書籍を読んで自分を変えてやろうという方法には限界があります。
それは知識では潜在意識を変えられるどころか顕在意識ですら変えられないからです。
心も変わらず、「人生を変える言葉」に出会っても現実に人生を変えるほどのエネルギーを貰えないからです。

独学を続けた人はその時間の分だけ成長すると思うかもしれませんが、知識は肥大化しても、実は視野が狭くなって、理屈に凝り固まって、逆に退化してしまう危険性もあります。

 
私がそんな中年にいつのまにかなっていたのでした。
実は成長して一歩一歩前に進んでいると思っていたのに、何にも変われていなかったことに愕然としました。

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理想としている自分になりたい時

今よりも充実感を実感する生き方を実現したい」と思い立った時、あるいは、「理想の自分に変わりたい」と憧れを持った時、あるいは「現状に不満を持って人生を変えないとやばい」と危機感を持った時、とりあえず独学で自己啓発をしたり瞑想や座禅をしたりします。


でも、本音を言えば、完全な独学で自分や人生を変えるというのは、おいそれとはいかないもので、
目に見える形で効果が出る前に 諦めてしまう人がほとんどです。

本当に変われる時は潜在意識から根本に変われるときです。
独学では潜在意識まで変えられません。

 

独学は人生をかけた並々ならぬ根気と苦労が不可欠

自己啓発のみならず、 どんな事に対しても、 完全な独学で何かをなし遂げたり、身につけたりするのには、 一生を費やすぐらいの忍耐と努力が必要になるでしょう。
 しかし、長く頑張ってきても、方向性を間違って変な場所に歩いていって、いつのまにか人生で迷子になってしまったり、人生を終えようとしている時にやっと成果が出てきても、もう遅いわけです。


なぜ人生を変えなければならないのかというと、やはり今を生きなければならないためです。
長い人生を変わらず停滞したまま生きることは恐怖です。


独学はものすごく効率が悪く、知識の世界で終始するので、大きな効果は見込めないと思ったほうがいいと思います。

本だけで悟りを開いた人なんて誰もいません。いたら教えてほしいです。
頭でっかちはすごい数います。
その人達は何も現実に成し遂げられていません。

おそらくホームレスや生活保護を受けている方にも、ものすごく理論が卓越していて、頭が良い人はたくさんいるでしょう。
でもそれだけの頭でっかち人間はかなりいます。

 

変われるかわからないことにエネルギーを注ぐことは無益

行動を伴わない独学で変化の効果が表れるまでには、すごく時間とエネルギーを使うことになります。
かといって、変われる保証は全くありません。


そうなるとモチベーションを保ち続けるということが、最も大事な要素になります。
しかし人は、気が変わりやすい、飽きやすい


私たちは一個の情熱をずっと保ち続けることが不得手です。

置かれている状況も日ごと変化するので、自己啓発の取り組みを一人の力で保っていくのはまったく困難であるというのが実態です。


今から述べるような経験がありませんか?

  • 長く継続できない

  • 途中で状況が変わってしまうことがある

  • 本を購入してきてもスタート数ページでやった気になってしまう

  • 正しい方向に進展しているかどうかよくわからない
  • 自分を客観視できないので、自分の立ち位置がわからない
  • 本を読んで満足して、本当に変わるべき自分の弱点を見えなくしている、あえて見ないようにしている


時間制限をして結果を出そうとしないと何にも進歩しない


独学の自己啓発や瞑想もそうですが、続かない一番の要因は、「いつ放棄しても構わない」、「進んでいなくてもわからない」ことです。

独学には、そういった限界があります。

なので、完全な独学で自分や状況を変えるというのは、結局困難なです。

シビアなだけじゃなく、一番変化しなければならない時機に、グダグダしていることがマズイことなのです。

だから実践しかありません。
本だけじゃ脳は変わりません、潜在意識も変わりようがありません。

知識を沢山獲得しただけで満足できるのか?
変わる実感があって初めて知識が活用できるのではないかなと、私は思います。
 


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